映像制作費用の「撮影費」の内訳ってどうなってる?相場を元に紹介

どうも、機材の敵でもある湿気が増えてきて困っている伊藤です。

今日は、撮影を依頼しようと見積りを取った方は誰しもみたことのある「撮影費」に関して、内訳を相場を元に紹介していこうかなと思います。

「撮影費」の内訳って?

はい、まずは「撮影費」の内訳についてです。これに関しては所謂「技術料」の側面もあるため、一概には言えない(技術が高いほど費用も高くなります)のですが、一般的な「撮影費」の内訳は以下です。

人件費

まずはカメラマンの1日当たりの人工代ですね。一般的には、カメラマンを1人、1日動かした時の費用となります。

ここが所謂「技術料」になるので、カメラマンや撮影日数次第で費用感は大きく異なってきます。例えばフリーランスに依頼する場合は、1日当たり¥50,000〜¥100,000が目安です。目安ですよ、あくまでも笑

機材費

続いては機材費です。カメラ機材って、高いんですよね…。もちろん撮影のたびに新品のカメラを買うわけではなく、大体のカメラマンは機材を固定資産として耐用年数を元に年間の経費を割り出しているので、その費用がベースとなります。

ただ、ドローンやバカでかいレール、レンタルが必要な機材が増えてくるとここの機材費も上がっていきます。

その他諸経費

「撮影費」の内訳にはその他諸経費も入っていたりします。例えば、ロケハン費用、モデル手配費用、美術費用、車両費、etc・・・。

この「その他諸経費」は撮影内容によって可変する費用と思って頂ければOKです。

詳細に内訳を出す会社もある

僕なんかは事務作業が面倒くさい人なので、基本的に1日当たりの「撮影費」として上記の内訳を全てコミコミで見積りを出していきます。

ただ、今まで他業者の見積りを見たり話したりする機会があったのですが、大きな会社になればなるほど詳細に内訳を出している会社もあります。実際その方が、「小道具はこっちで用意しますから安くなりませんか?」という際に両者に透明性を保ちつつ計算しやすいのです。

「撮影費」の相場はいくら?

ではでは、この「撮影費」の相場はいくらくらいでしょうか?仮に1日間の撮影をカメラマン1人で行うと仮定して相場を紹介したいと思います。

企業規模の大きな映像制作会社

「撮影費」の費用感:20~30万円くらい

企業規模が大きな制作会社(スタッフが10人以上いる)になってくるとやはりそれなりに人件費がかかってしまいます。

書いておいて無責任なのですが、あくまでも一概には言えませんのでご了承ください。

個人事業、フリーランス

「撮影費」の費用間:5〜10万円くらい

フリーランスとなると、かなり有名な人をのぞいて一般的な映像制作者の費用感は5〜10万円くらいです。(かくいう僕もそれくらいです)

制作会社よりは費用感は抑え気味ですね。

最後に

いかがだったでしょうか、映像制作に慣れていない人からすれば少し不透明な「撮影費」について紹介しました。

ただ、「映像制作」と言っても、同じ撮影場所で同じパターンで、なんてほぼほぼあり得ないので、基本は都度見積もりとなります。

映像制作をお考えの方のご参考になれば幸いです。