【DaVinciResolve】「カラー」作業中にメディアオフラインになるときの対処法

今日は「DaVinciResolve」で僕が頻発してしまったエラー、「カラー」の作業中に保存したスチルをクリップに適用した時に他のクリップが「メディアオフライン」になってしまう現象の対処方法をメモがてら記載したいと思います。

メディアオフラインのエラーについて

DaVinciResolveで起きる「カラー」作業中のメディアオフラインのエラーがどういうものかというと、画像のように急にカラーグレーディングしていたクリップ以降のクリップがメディアオフラインになり、作業できなくなるエラーです。

主に、カラーを「スチルで保存」し、他のクリップに適用した後に発生してしまっていました。

通常のメディアオフラインの解決法

DaVinciResolveのみではなく、PremiereProにも言えることなのですが、動画の元データがある場所からデータを移動してしまうと、この「メディアオフライン」というエラーは発生します。

例えば外付けHDDに保存してDaVinciResolveに読み込ませていた動画データを、誤って削除してしまったり、他のフォルダ階層に移してしまった場合です。

こういった通常の「メディアオフライン」のエラーは、「メディア」内の該当のクリップを右クリックし、「選択したクリップを再リンク」を選び、正しいファイルの保存場所を指定すると元に戻ります。

「カラー」作業時に出るメディアオフラインの解決法

今回僕が遭遇したDaVinciResolveの「メディアオフライン」エラーは、上記のファイルの場所が正常にも関わらず、「カラー」の作業中に頻発しました。

DaVinciResolveのバージョンを落としても一向に解決しなかったので泣く泣くサポートに問い合わせると超迅速に回答を頂きました。

どうやら、DaVinciResolveの「環境設定」内にある「メディアストレージ」でカラー時に保存したスチルの保存先が誤ったフォルダになっていたようです。

デフォルトでは「user/Movies」内に保存されるのですが、何を思ったか僕がこの設定を変更して別のフォルダに保存するように指定してしまっていました(自分が悪い)

ですので「user/Movies」に再度チェックを入れ、保存すると見事解決です。メディアオフラインのエラーは出なくなりました。

まとめ

DaVinciResolveで「カラー」作業中にメディアオフラインのエラーが出てしまう解決方法を紹介しました。

デフォルトの設定をいじらなければ起きないエラーですが、何かの拍子にメディアオフラインエラーが出た場合は上記を是非ご参考にしてくださいませ。