映像制作につきものの、「絵コンテ」の制作。僕もほとんど絵が描けないので、今まで四苦八苦してきました。
今回は、そんな絵コンテ制作時に使っているソフトを一覧で紹介し、絵コンテ制作の役に立てればと思います。
自分の絵コンテ作成方法
僕は絵コンテを作成するにあたり、2パターンのやり方で作っています。
ロケハン時に撮った写真を使うパターン
ロケハンをしっかりと行える現場で、なおかつモデルさんがメインではない状況でこちらの方法で行います。使うソフトは「Adobe Illustrator」。
建物の撮影や企業の工場などの撮影時に多いパターンです。
一から絵を描いていくパターン
2つ目は、一から自分で(もしくは絵の上手い方に依頼して)絵を描いていくパターンです。この場合使うソフトは「Adobe Fresco」と「Adobe Illustrator」です。
モデルさんががっつり出演して演出が必要な場合や、ロケハンが難しい場合はこちらのパターンで絵コンテ制作を行います。
それでは、実際に絵コンテ制作に使っているソフト一覧と、どのように使っているのかを解説します。
Adobe Illustrator
Adobe PremiereProを使っている方でしたら割と馴染みがあると思います。デザイン用のソフトですが、大体の絵コンテは最終的にIllustratorを使ってまとめることが多いです。
Illustrator上で絵コンテの枠を作っておき、そこに絵やテキストをはめ込んでいきます。
Adobe Fresco
これはあまり聴き馴染みがないかもしれませんが、Adobeがタブレット用に出しているイラスト作成アプリです。
僕の場合はiPadとペンタブで、Frescoで絵を描いてBluetoothでパソコンに飛ばして、Illustratorに入れ込む、という流れで絵コンテを制作しています。
タブレットなんてねえよという方は別に手描きで描いてスキャンして読み込み、でもいいと思います。
Microsoft Excel(まれに)
続いてはよく知られている表計算ソフト、Excelです。セルを使って絵コンテを作っていくのですが、絵コンテに使う写真や絵をセルに当てはめていく感じですね。
ただ普通に使いにくいので本当にまれです。どういった場合かと言うと、クライアントと絵コンテを共有しながら作っていくときです。
Illustratorなどは流石に使っていない方が多いので、汎用的なExcelで作って、クライアントも編集できるようにしたりします。
Microsoft PoewrPoint
最後におまけ程度なのですが、「Adobe Illustrator」持ってません!という方向けです。
パワポでも、マスターで絵コンテの枠を作ってしまえばやってることはIllustratorと変わらないので、こっちでもいいと思います。
まとめ
僕が映像制作の絵コンテ制作時に使っているソフト一覧でした。絵コンテって作るのが以外に面倒くさいのですが、イメージの共有のためには必須なので、映像制作を志す方は作れるようにしておきましょう!