リグを組んだ状態の一眼カメラを入れられるカバン、マンフロットPLCC-195N

一眼カメラでの映像制作を始めた人がいつかはぶち当たる壁、「現場に一人で持っていく機材が多い」。

僕もカメラに三脚、照明に空脚…一時期ノイローゼになるくらいの機材に悩みながら、しかも現場でカメラの「リグ」をつけたり組み立てをしていました(バカ)。

この記事ではそんな僕の「荷物が多い」という悩みを解決してくれた、マンフロットPLCC-195Nを紹介したいと思います。

リグを組んだ状態のカメラを入れれるカバン

まず僕がPLCC-195Nを選んだ理由を説明します。当初はリグを組んだ状態(ハンドルやモニターなど諸々つけた状態)のカメラを現場で組み立てていました。

理由は一つ、リグ組んだ状態だとすっぽりと入るカバンがなかなか無かったからです。ハードケースにするのも考えたのですが、ウレタンカットが面倒くさいしカバン自体重いしでやめました。

ネットで探しまくってたどり着いたのが「ドクターバッグ」と呼ばれる形状のカバン。カメラをすっぽりと入れることができて、カバン自体がそこそこ堅牢で、お医者さんが診察道具など入れるカバンと似ています。

ドクターバッグの形状に絞り込みながら、ネットという広大な海の中で自分に合うカバンを探しまくりました。その結果、マンフロットのPLCC-195Nに辿り着いたわけです。PLCC-195Nを選んだ理由を箇条書きにすると

  • リグを組んだ状態の一眼をすっぽりと入れれる
  • カバンの底が割と丈夫
  • バッテリーなどの付属品がいっぱい入る
  • レンズも数個なら入れれる
  • 予備カメラも本体のみにしておけば余裕で入る
  • 一人で担げて片手が空く
  • 比較的安価(同じサイズのハードケースの半値くらい)

という感じです。では早速中身に触れていきます。

写真付き実際の使用例

PLCC-195Nにカメラをしまった状態

はい、実際にリグを組んだ状態だとこんな感じですね。まだ余裕です。

ちなみにカメラはLUMIXのS1HにAtomosのNINJA V(5.2インチ)でレンズはSIGMA Artの35-50mmをつけており、底面にロッドをつけています。カメラ自体の寸法は高さ25cm×横幅35cm×奥行き25cmって感じです。

通常の現場ではこれにごちゃごちゃとバッテリーだのマイクだのを入れているので、もうちょっとカバンが埋まっています。通常撮影で必要な物を入れ込んで、重さは6~8kgくらいにはなります。

PLCC-195Nの良いところ

ではマンフロットPLCC-195Nのいいところを上げていきたいと思います。

  • 一眼カメラに十分な大きさ
  • カバンのみでも超軽量
  • ショルダーストラップがついてる
  • いっぱい入る

先述の選んだ理由と被ってしまうのですが、PLCC-195Nの良いところはこんな感じです。一眼でリグを組んでいろいろと取り付ける方には、本当におすすめです。

PLCC-195Nの残念なところ

では最後にデメリットを挙げていきたいと思います。

  • 車移動前提(電車でこれを持ち運ぶのはきつい)
  • 色々と入るので結局重くなる
  • ハードケースではないので上に物が置けない

なんかデメリットというか使い方の問題で難癖みたいになってしまってますが…。正直現場で感じる鬱陶しさは上記くらいになりますね。自分で解決できます、ありがとうございましたマンフロット様。