こんにちは、MonkeyStudioの伊藤です。
今日は、「カメラケージ(リグ)」について少しお話したいと思います。
最近カメラは買ったけど、プロの方が使っている一眼のゴテゴテ色々と装着されているカメラが気になる…という方向けに、まずは基本でもある「カメラケージ(リグ)」を説明したいと思います。
カメラケージ(リグ)って何?
まずそもそもカメラケージ(リグ)ってなんだ…?という話なのですが、上記の商品画像のようなカメラの周りを覆う鉄のパーツが所謂カメラケージ(リグ)と呼ばれています。
カメラケージ(リグ)は、一眼カメラ含めて、各メーカーの各機種ごとに形が異なっていて、それに対応する商品があります。
有名なメーカーでいうと「SmallRig」が多くのカメラメーカー、機種に対応したカメラケージ(リグ)を販売しています。
なぜカメラケージ(リグ)を付ける目的
じゃあそもそもなぜカメラケージ(リグ)というものが存在し、何のために装着するのでしょうか。各目的ごとに説明します。
カメラ本体の安全性確保
1つ目の目的はカメラ本体の安全性の確保です。一眼カメラ含め、多くのカメラは丸裸で使用するケースが多いのですが、それだと落としてしまった時など何かあれば本体は破損、故障してしまいます。
そこでカメラケージ(リグ)をつけると、カメラ本体を落としてしまっても、ある程度は守ってくれるということなんですね。
カメラの拡張
カメラケージ(リグ)の特徴として、1/4と3/8のネジ穴が大量についています。
つまり、ハンドルやマイク、SSDなど、撮影をスムーズに進めるためのアイテムをカメラケージ(リグ)を介してたくさん装着することができます。
無骨で格好いい
あとは男心として、鉄のリグをつけることでカメラがさらに格好良くなります。
ずっしりと重量感も増し、様々なアイテムで拡張していくことで、ただの一眼カメラがシネマカメラのようになります。
カメラケージ(リグ)は必要か?
では実際に現場で運用してみて、カメラケージ(リグ)というものは必要なのでしょうか?
時と場合による
例えばジンバルに装着して機動性重視で撮影を行う場合、カメラケージ(リグ)は非常に邪魔になってしまいますし、カメラケージ(リグ)を付けたままジンバルにカメラをつけると重くてたまりません。
カメラケージ(リグ)を装着する現場は、これは僕の感覚ですが、インタビュー撮影や三脚にがっつりと固定しながら撮影する場合はカメラケージ(リグ)を装着します。
マストではない
先述の通り、時と場合にもよるのでカメラケージ(リグ)は無くても撮影できない、という訳ではありません。
ただ、そうしてもカメラにライト、ハンドルやフォーカスリングなどなど…色々つけて撮影の利便性を上げようと思うと、必須のアイテムになってきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。カメラケージ(リグ)は各メーカー、各機種ごとに作られているので、決して安いものではありませんが、装着するか悩んでいる方の参考になれば幸いです。