【初心者用】Adobe使いなら、PremiereProで連携できるファイルを知っておこう!

どうもこんにちは、MonkeyStudioというしがない映像屋の伊藤です。

最近、Adobeをフルプランで使い始めた方から「え?イラレで作ったロゴって書き出さずにそのままプレミアで使えるの?」と驚かれました。

僕は当たり前だと思っていたのですが、初めての方は知らないことも多いので、PremiereProで連携というかスムーズに読み込めるファイルを一覧で紹介します。

Illustratorファイル(.ai)

まずは僕も一番よく使うファイルなのですが、Illustratorで作ったロゴや映像に使う装飾は、PNGやJPEGで書き出さなくてもaiファイルそのまま使えます。

これの何が便利って、例えばロゴの色変更や修正が入った際、書き出したPNGファイルで作業しているといちいちまたPNG書き出してPremierePro上で変更…なんて面倒くさいことしなくちゃいけませんが、aiファイルごとPremiereProに読み込ませておくと、そのaiファイルを修正するだけで反映されちゃいます

ただし注意点として、aiファイルを作る際のアートボードはビデオサイズに設定したり、映像用に調整してaiファイルを作成する必要があります。

AfterEffectsファイル(.aep)

続いては同じ映像系のソフトであるAfterEffectsのファイル、「.aep」ファイルです。これもPremierePro上のファイルごと読み込ませると、AEで作った素材をそのまま使え、AE上で修正すると反映されます。

ただし注意が必要なのは、AE内に複数のフォルダやコンポジションがあると、コンポジション単位で読み込む必要があります。PremierePro上でAEファイルを読み込もうとすると、コンポジションの選択を迫られるので、任意のファイルを選んでくださいませ。

Audition

最後はPremiereProで読み込むというより、PremierePro側から連携できるソフトです。

整音を行うためのAuditionも、PremiereProから簡単に連携できます。タイムライン上の素材を右クリックすると、「Auditionで開く」を選べるので、選択すると該当の音声ファイルをAuditionで読み込んで立ち上げてくれて、そのまま整音作業が可能です。

最後に

AdobeのPremiereProで連携できるファイルを知っていることで、編集作業が随分と効率化できます。僕も最初の頃はわざわざイラレで作ったロゴなどをPNGで書き出して、修正があればまた書き出して…を延々と繰り返していました…。

編集作業の参考になれば幸いです!